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令和3年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2021-12-09
令和3年第4回定例会(第5日目) 議事日程・名簿 開催日:2021-12-09

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  1. 石岡市議会 2021-12-09
    令和3年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2021-12-09


    取得元: 石岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-06
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 令和3年12月9日(木曜日)                   午前10時00分開議 ◯議長(菱沼和幸君) おはようございます。ただいまの出席議員数は20名でございます。定足数に達しておりますので、これより前回に引き続き本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、議事日程表のとおりでございます。  これより議事日程に入ります。             ──────────────────────  日程第1 議案第105号ないし議案第117号 2 ◯議長(菱沼和幸君) 日程第1、議案第105号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第7号)ないし議案第117号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第8号)の計13件を一括して議題といたします。  これより各議案に対する質疑を行います。  質疑は通告により、これを許します。  初めに、6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 3 ◯6番(櫻井 茂君) 6番・櫻井 茂です。  通告によりまして、議案質疑をさせていただきます。一問一答方式でお願いをいたします。  まず最初に、議案第105号・石岡市一般会計補正予算(第7号)についてであります。  こちらの歳入についてお尋ねしたいと思います。  款県支出金項県補助金目総務費県補助金街頭防犯カメラ設置費補助金57万6,000円が計上されております。この補助金に対応する歳出項目を探しましたけれども見つからなかったため、その補助金の内容をお尋ねしたいと思います。 4 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 5 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。街頭防犯カメラ設置費補助金57万6,000円でございますが、こちらは本年度、市の単独事業として予定しておりました防犯カメラの整備に関しまして、茨城県警察で新たに街頭防犯カメラ設置費補助事業が創設されたことに伴い、今年度整備を予定しております3か所分について申請しましたところ、補助金の交付決定を受けることができますので、歳入予算として計上するものでございます。補助率は2分の1でございます。  以上でございます。
    6 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 7 ◯6番(櫻井 茂君) 当初予算で補助がついていなかったものが、申請して補助がついたということで非常に喜ばしいわけですけれども、この3か所のどちらにつけたか、場所が分かればお尋ねしたいと思います。 8 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 9 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。令和3年度の整備箇所でございますが、警察と協議をいたしまして、高浜小地区といたしまして廣瀬商店様の丁字路、瓦会小地区といたしまして宇治会のセイコーマート、コンビニエンスストア様の十字路、東小学校地区といたしましてイエローハット様の十字路の3か所に設置をする予定でございます。  以上でございます。 10 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 11 ◯6番(櫻井 茂君) 今、設置する予定でございますということでしたけれども、これから設置するということですか。 12 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 13 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。本年度につきましては、これから設置をする予定でございます。  先ほど、補助金のご説明をいたしたところでございますが、その補助金の交付の流れの中で、防犯カメラ工事完了後に実績報告行い補助金が確定して、その後補助金の支払いという流れになるものでございます。  以上でございます。 14 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 15 ◯6番(櫻井 茂君) 了解いたしました。  そうしますと、設置額によっては補助金が少なくなるという可能性もあるということでしょうか。 16 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 17 ◯生活環境部長鈴木利勝君) お答え申し上げます。議員おっしゃるとおりでございます。  以上でございます。 18 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 19 ◯6番(櫻井 茂君) 了解いたしました。  続いて、歳出になります。  款総務費項総務管理費目財産管理費、こちらに市庁舎維持管理経費の中で、駐車場改修工事298万1,000円が提案されております。  この内容についてお尋ねをしてまいるわけですが、この駐車場の改修工事に関しましては、出入口ということになろうかと思いますけれども、こちらについては、これまで総務委員会において継続的に審議されてきた案件でありまして、私も総務委員会に所属していた折には、意見を出させていただいたところであります。  平成27年11月17日の総務委員会におきまして、本庁舎建設配置計画が報告されました。平成27年です。駐車場の配置が、その際、配置図が示されまして、現在の職員駐車場入り口の脇の現在は通行止めになっている一般駐車場出入口が提案されたわけであります。現在のスタイルが図面として提案されたわけですね。  その際に、石岡一高側から右折をして市役所駐車場に入ろうとした場合、車がですね、右折後すぐにハンドルを左に切らないと一般駐車場に入ることができないと、その際に、一般駐車場から市民の方が出ようとする車がいた場合、動線が重なり合って事故の危険性があるのではないかと指摘をさせていただいたところであります。  その後、この設計が変更されることはなく工事が進みまして、平成30年1月4日の新庁舎利用開始以後、職員駐車場脇からの一般駐車場に出入りする閉鎖された入り口、これは塞がれたままとなって現在に至っているというのが現状であります。  これによりまして、一般駐車場への出入口は1か所となってしまいまして、市役所から市道に出る際に、6号国道からの渋滞が続いていますと、右折車が止まっていて、渋滞が続いて右折車が進もうとしても進めないというような状況が続きまして、非常に不便だとして、これまで総務委員会においても何度も駐車場での出入口の増設、あるいは拡幅を求める議論が繰り返されてきたわけであります。  その際、総務委員会の中でも、提案したことに対しては警察署との協議の中で、現出入口の拡幅が、6号国道から来る車の確認が難しくなると、これは何を言っているかと言いますと、右折車がいるのに対して左折ラインをつくると、左折車が、右折車が前に出てしまいますと、6号国道側から車が視認性が悪くなって事故の可能性が高いという指摘を受けたので難しいというような答弁があったかと記憶しております。  また、現在の出入口と職員駐車場の出入口の中間に出入口を新設したらどうなのかという提案に対しましては、現在の出入口との距離、あるいは職員駐車場との出入口との距離が近過ぎて危険だと、これも警察署からの指導でなかなか難しいということで、改修はなかなかまとまらなかったというのが経過かと私は認識しております。  駐車場の配置図案の提案、先ほど申し上げました、平成27年、このときから約6年の時が流れて、ようやく練りに練ってようやくまとまった改修工事案ということで提案されていると思いますので、この内容をお伺いしてまいりたいと思います。  まず最初に、改修内容、どのような改修でどの場所にどのように出入口をつくるのか、こちらについてお尋ねをしたいと思います。 20 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・門脇君。 21 ◯財務部長(門脇 孝君) ご答弁申し上げます。駐車場改修工事につきましては、公用車側の駐車場の入り口側でございますけれども、S字状のクランクとなってございまして、縁石にタイヤ痕が残っている状況などがございましたので、安全性を考慮いたしまして、現在、閉鎖をしてございます。その結果、出入口が1か所となっておりまして、お昼どきや夕方の時間帯などにつきましては、渋滞緩和が課題となっている状況でございました。  今回、改修工事を予算のほう計上させていただいたものでございます。  工事の概要でございますが、出入口のカーブがきつい部分を緩やかにするほか、一般車の出入口と公用車の出入口を分かりやすくするために、一般車を優先としまして、一般車が走行する部分をカラー舗装とすることを予定してございます。  また、看板につきましては、既存の看板を再利用させていただきまして市道側に移設を行うほか、この場所は公用車と一般車両が交差する場所でございますので、公用車側の出入口に際しましては、一時停止することを徹底いたしまして、看板の設置を予定するものでございます。  以上でございます。 22 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 23 ◯6番(櫻井 茂君) いずれにしましても今の公用車の出入口、市の車の出入口を拡幅して、改修して、出入口をもう一か所設けるという案だろうと思いますけれども、当初、指摘させていただいたように公用車と一般車両がどうしても動線が重なる部分がありますので、カラー舗装等看板などの設置ということでの提案がありましたけれども、十分に注意をして安全第一で改修のほうお願いできればと思います。その中で市民の方からいろんな意見が出れば、またそれに柔軟に対応していただければありがたいなと思っております。  これの改修によりまして、これまでのいろいろな議論の中で必ず出ていたのが、駐車台数をあまり減らしたくないというのが執行部からの意見だったんですよね。駐車場の改修により、駐車の台数が減るのはあまり望まないというようなことも答弁されたように記憶しております。  今回の改修に伴って駐車台数、増えるということはないと思いますので、どのぐらい減るのか分かればお尋ねしたいと思います。 24 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・門脇君。 25 ◯財務部長(門脇 孝君) 答弁申し上げます。台数の減については予定してございません。  以上でございます。 26 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 27 ◯6番(櫻井 茂君) 台数の減がないということでありますので、それはもっともよかったのかなと思います。  次に、この議案が可決された場合、仮定の話になってしまいますけど、入札の予定あるいはそれに伴う工期、どのような形で工事日程を組むのかお尋ねしたいと思います。 28 ◯議長(菱沼和幸君) 財務部長・門脇君。 29 ◯財務部長(門脇 孝君) スケジュールにつきまして、ご答弁申し上げます。12月の補正予算をお認めいただいた後、1月に業者選定、2月に入札、それから標準工期などから契約期間3か月を予定してございます。したがいまして、令和4年5月末までを予定してございます。  以上のことから、年度内の事業完了が困難なことが見込まれますので、繰越明許費を設定させていただいております。  以上でございます。 30 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 31 ◯6番(櫻井 茂君) 5月末までの工期ということですから、利用開始予定は、その5月かもしくは6月ということになるんでしょうかね。  工期が2月からもし仮に始まるとすると、年度末に近いということで、それとあと確定申告の会場に本庁舎がなるということもありまして、駐車場が非常に混み合う時期でもありますので、芝生の駐車場を活用されて、今年の春先は申告者の利便性を図ったというようなところも見ていますけれども、案内看板がどうしてもなくて、駐車場内を車で周回してずっと行ってしまう方も見受けられましたので、繁忙期については十分に看板等案内版を設置するなり、人の手配ができるかどうかちょっと分かりませんけれども、駐車場内での混乱がないように工事期間中よろしくお願いしたいと思います。  次の質問に入ります。  議案第108号・石岡市八郷総合支所複合施設条例を制定することについてであります。  こちらに書きましたように、石岡市八郷総合支所に石岡市郷の本棚やさと図書館を2階フロアに新設し、農村資料館展示資料の一部を同図書館脇に展示するに際して、総合支所複合施設と位置づけ、複合条例化する条例案が今回提案されました。  こちらについてお伺いするわけですが、まず1点目です。  八郷総合支所複合施設と位置づける必要性ですね、まず。これと、条例提案の根拠となる義務規定通常地方自治体条例提案する場合は、地方自治法何条の規定に基づきというような形で条例制定するわけですけれども、これら義務規定がもしあるのであれば、お尋ねしたいと思います。 32 ◯議長(菱沼和幸君) 八郷総合支所長・鈴木君。 33 ◯八郷総合支所長鈴木隆之君) お答えいたします。まず、今回位置づける必要性でございますが、八郷総合支所につきましては、平成30年度に策定いたしました石岡市八郷総合支所個別施設計画、これに基づきまして、中央公民館図書室農村資料館地域活動支援センターけやきの家、農村高齢者センターの4施設、これらを八郷総合支所内に集約して複合化するということが定義されております。それに伴って、令和2年度から改修工事を行って、本年9月に工事が完了したところでございます。  今回、新たに制定いたします条例は、これまで行政機能として利用されてきました八郷総合支所という1つの建物の中に、図書館や資料館などの施設が移転されます。複数の機能が集約されるということで、地域コミュニティー活動拠点施設という新しく生まれ変わった八郷総合支所、これを複合施設位置づけ条例で明文化することで、市民の皆様をはじめ、対外的に分かりやすく明確に示すことができると考え、今回議案を上程させていただいたものでございます。  また、次に義務規定でございますが、施設につきましては、地方自治法第244条第2項で、公の施設の設置及びその管理に関する事項は、条例でこれを定めなければならないとされておりますので、より分かりやすい形で整理するため、今回は複合施設という形での条例化をご提案させていただきました。  以上でございます。 34 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 35 ◯6番(櫻井 茂君) ご丁寧な説明いただきましたけれども、ちょっと認識が違うのではないかと思います。  法的には、まず最初の個別施設計画に基づいて、複合施設ということでの位置づけをしたいと、これはいいと思います。ご自由にどうぞという話だと思うんですね。法律でそれを駄目だとは言っていませんので。  一方、義務規定の話なんですけれども、地方自治法第244条第2項と、公の施設とおっしゃっていましたけれども、この公の施設は、地方自治法第244条第1項で住民の福祉を増進する目的を持って、その利用に供するための施設と定義されているわけです。その中で、もしこれを定義にするのであれば、設置管理条例としてのいろいろな情報といいますか、規定を決めなさいというのが、今おっしゃっていた根拠規定第2項に当たるんだろうと思います。  公の施設とは、じゃ、どういうものを言っているのかというと、住民のサービスに利用するということですから実際に住民の方が使う施設なんですね。使うとはどういうことを言っているかと言うと、具体的なもので申し上げれば、体育館、運動場、プール、あと博物館、美術館、文化会館、公民館、こういったものを指していて、図書館もそれに該当するわけです。だから、支所そのものは、公の施設じゃないんですよね。  今回、支所を複合施設として公の施設として位置づけるんだということになると思うんです、今の答弁ですと。それは、地方自治法の観点からいうと間違いだと私は思います。ですから、根拠法令はないだろうと思います。根拠法令がなくて条例がつくれるのかといえば、そういうこともないので、それはそれでよろしいんですけど、やらなくていいことをなぜやったのかというのは不思議でなりません。  そこでお尋ねしますけど、ちょっと私のほうで質問することを言っちゃいましたけど、公の施設である図書館を設置するために、複合施設として位置づけるから、図書館を設置するからということでの根拠で地方自治法第244条第1項のところ、2項ということでの説明でしたけれども、条例案を提案しているということで考えてよろしいですか。  私が、ちょっとそれは違うだろうと申し上げましたけれども、提案としては、地方自治法第244条第2項、あるいは第1項の規定に基づいて提案するんだということで、もう一度確認させていただきたいと思います。 36 ◯議長(菱沼和幸君) 八郷総合支所長・鈴木君。 37 ◯八郷総合支所長鈴木隆之君) お答えいたします。議員お見込みのとおりでございます。 38 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 39 ◯6番(櫻井 茂君) ただいまそのとおりだということになりましたので、そうしますと、提案された石岡市八郷総合支所複合施設条例案、この中身を見ますと、石岡市郷の本棚やさと図書館は、石岡市中央図書館条例で分館として位置づけることが内容的には示されているわけです。ということは、根拠は、石岡市中央図書館条例を制定する根拠が何だったのかということも見ておかなきゃならないわけです。この石岡市中央図書館条例の根拠法令、こちらについてどのような根拠で中央図書館が条例制定されているのか、図書館を位置づけているのかをお尋ねしたいと思います。 40 ◯議長(菱沼和幸君) 八郷総合支所長・鈴木君。 41 ◯八郷総合支所長鈴木隆之君) 先ほど、櫻井議員のご質問にちょっと答弁しました内容のちょっと訂正をさせていただきます。  先ほど、櫻井議員もご指摘いただきました地方自治法の法令の条文のところなんですが、私、第244条の第2項と申しましたけれども、第244条の2、第1項の誤りでございました。議員ご指摘のとおりでございますので、申し訳ありません訂正させていただきます。 42 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 43 ◯教育部長(豊崎康弘君) 中央図書館条例の設置でございますが、図書館法の規定に基づき設置をしてございます。その条例につきましては、地方自治法第244条に基づき設置していると思ってございます。  以上です。 44 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 45 ◯6番(櫻井 茂君) 教育部長から図書館法と地方自治法というお話がありましたけれども、条例を見ていただければ分かるんですけれども、石岡市中央図書館条例では、根拠法令は図書館法とうたっているんですよね。地方自治法はうたっていません。図書館法第10条に基づき設置している図書館になるんです。図書館は、地方自治法の先ほど言った244条の2、第1項ですか、こちらに基づいて設置しなくてもいいんですよ。図書館法だけで設置できるんです。  ご存じのとおり、石岡市の中央図書館では、1889年、明治22年に開館した私立図書館を起源とする茨城県では最も長い歴史を持つ図書館ということで位置づけられているわけです。石岡尋常高等小学校、現在の石岡市立石岡小学校の第2代目校長であった手塚正太郎氏が校長室の一角に石岡書籍館という名称で設立した私立の図書館という位置づけだそうですけれども、この図書館で、公立図書館で現存するものでは、日本で2つしかないというんですかね、非常に歴史と伝統を誇る、石岡市民にとってみても自慢できる図書館だと思うんですが、この石岡中央図書館が図書館法第10条で位置づけた条例を持っているというのはそういうところの意味合いもあるんじゃないかと思います。地方自治法じゃなくて、図書館法に基づいて設置していますよと。図書館はいろいろな形で、そのように図書館法で設置している図書館もあれば、地方自治法で設置している図書館あるというようなことで承っております。  先ほど申し上げましたように、地方自治法においては、複合化施設についての規定がありませんので、それが根拠法令と私はならないと申し上げましたけれども、ただそれを妨げるものもないので、やりたければできるということになるわけで、じゃ、条例とは一体何なのかということを見てみると、憲法第94条において、法律の範囲内で条例を制定できると定められているわけです。これを受けて、地方自治法第14条で、地方公共団体は法令に違反しない限り、第2条第2項の事務に関して、条例を制定できると定めていまして、これにより地方自治法などの関係により制定が義務づけられる条例、根拠法令として地方自治法だよと言っているもの、あるいは任意の意思です。例えば、石岡市としてこういうものを制定したいと、法令に違反しない限りにおいては制定できる条例の2種類に分かれるという、研究されている方がそのように申し述べられております。  複合施設化の条例案は、制定が義務づけられている条例ではありませんので、そうなると任意の意思で制定する条例ということになるんでしょうけれども、この任意の意思に分類される条例はどんなものかといえば、まちづくりに関する市民参加型の条例だと言われています。石岡市の場合であれば、例えば、乾杯条例とか、あるいは歯と口腔の健康づくり推進条例がこれらに該当するものと思われます。いずれにしましても条例制定の際に、義務規定でなければ、通常は条例制定によるメリット、これが説明されるんです。  このメリットがどのようなものかをお尋ねしたいと思います。 46 ◯議長(菱沼和幸君) 八郷総合支所長・鈴木君。 47 ◯八郷総合支所長鈴木隆之君) お答えいたします。今回、複合施設として条例化することにつきましては、石岡市においても、市の方針や考え方を示せる有効な手段の1つ、議員おっしゃるとおり任意で設定する条例の解釈としては、有効な手段の1つと考えておりまして、八郷総合支所庁舎にどのような施設が集約され複合施設となったことが、市民の方々をはじめ、対外的にも分かりやすく示すことができるものと考えております。  また、本条例により、各施設を含めました複合施設全体の施設管理者を指定することで、施設管理の分限を一元化できることがメリットであると考えております。
     以上でございます。 48 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 49 ◯6番(櫻井 茂君) そのメリットは、私的には自分たちだけのメリットだと言っているようにしか聞こえないです。先ほど申し上げたように、市民活動的なものを推進するための条例ということでいけば、市民福祉の向上ということで、乾杯条例であれば、石岡市のかつて関東の灘と言われたお酒をさらに普及させよう、あるいは知っていただこうという、でもって経済の活性化、石岡の活性化につなげようと、あるいは歯と口腔の健康推進条例であれば市民の健康づくり、そういったことでの市民に対するメリットがあると思うんですけれども、今回の条例提案は自由意思での提案ということですから、そのメリットが市民のほうに具体的に還元されていないんじゃないかと思うんですよね。知っていただけるというのはよく分かりますけど、それは広報紙でお知らせすればいいことですし、これまで八郷総合支所として、経済部であったり教育委員会であったり、その他の施設なども入っていたケースもあるようですけれども、そういったときに複合施設化していなくて、なぜ今なのかという気がしないではございません。  そこでお尋ねするわけですけれども、これ3番目の質問、中央図書館条例に分館として、石岡市郷の本棚やさと図書館の名称と位置を規定すれば、中央図書館条例の中に規定すれば、実際、今回もその条例案の中ではその部分も含まれていますけれども、条例の一部を改正する条例案のみで済む話だと考えるわけですけれども、提案する根拠と理由が曖昧な中で、複合条例化する必要性そのものがないと私は思っていますが、見解をお尋ねいたします。 50 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 51 ◯教育部長(豊崎康弘君) お答えいたします。これまで中央公民館内に設置していた図書室を充実させ、支所の有効活用の一環として支所2階に移動し、併せて農村資料室も八郷総合支所内に設置いたします。  新しい図書館の設置に当たり、郷の本棚やさと図書館の位置づけにつきまして、3つの案を想定し、検討してまいりました。  1つ目は、中央図書館と並列した独立館として、郷の本棚やさと図書館の条例を制定する案、2つ目として、中央図書館から分館としての中央図書館条例のみを改正する案、先ほど委員がご指摘した案でございます。3つ目が、複合施設としての八郷総合支所複合施設条例の厚生施設として位置づける案でございます。  1つ目の郷の本棚やさと図書館を独立館として位置づけする案につきましては、日本図書館協会が示してございます独立館としての図書館としての推奨基準に達していないこともあり、分館としての位置づけすることといたしました。  次に、2の分館としての図書館条例のみの規定にするか、3つ目の八郷総合支所複合の厚生施設としての位置づけを行うかでございますが、八郷総合支所への施設の集約化によりまして、郷の風ややさと響きホールを含めた支所の行政機能と図書館機能、資料館の機能を併せ持つことになり、市民にとって身近に利用できる地域コミュニティーの拠点となり得る施設となります。  このことから、図書館条例で分館と規定するだけでなく、複合施設としての機能を市民の皆様はじめ、対外的に分かりやすくなるよう複合施設としての条例を含めたものでございます。  以上です。 52 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 53 ◯6番(櫻井 茂君) 3つの案があったというようなことで答弁をいただきました。  これ、実際に先ほど申し上げたように、複合施設化の話は義務規定でないわけですよ。やらなくていいことを一生懸命、皆さん集まって何十時間も議論されたのかもしれませんけど、本来やるべき仕事やっていただいたほうがよっぽど市民の福祉の向上になったんじゃないんですか。  これ、極論すれば、条例案つくらなくたって成立しているんですよ、法律上は。先ほどの独立館あるいは分館のいずれかを選ぶと、図書館の考え方からいくと独立館は適さないので、そうしますと2番の分館ということで先ほど私が申し上げた条例上、分館の位置づけをするだけで済んじゃうんです。それでもう十分なんです。  複合施設化ということで、石岡市として定義をしたから市民福祉が向上するわけじゃないんです。市民の方が複合施設だから便利だから行こうって、行きますか。あそこに図書館ができれば、図書館があるから、すごいすてきな図書館だから行くよ、面白い本がたくさんあるから行きましょうという話だけであって、複合施設だから行くわけじゃないです。それが義務規定なら分かります、やらなきゃいけないということが、これ、当然の当たり前の話ですから。義務規定でないのにわざわざ今回条例化しようとするその意図、メリットが全然見えてこないんです。  今回、いろいろなところでの説明の中では、一元化、複合化することで市民に分かりやすい条例にすると言っているんですが、これ市民に分かりやすい条例というのは、具体的にどこがどのように分かりやすいのか、私、理解できないんですけれども、ご説明いただきたいと思います。 54 ◯議長(菱沼和幸君) 八郷総合支所長・鈴木君。 55 ◯八郷総合支所長鈴木隆之君) お答えいたします。今回、新たに制定いたします条例は、その設置目的、名称及び位置、構成する施設、その他必要な数項目を規定するシンプルなものになってございます。特に、複合施設を構成する施設を明確に示させていただいていることで、どのような機能を持った施設なのかが一目でこの条例を見ていただければ分かるという部分が分かりやすいというふうに考えてございます。  以上でございます。 56 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 57 ◯6番(櫻井 茂君) 今、答弁いただきましたけれども、提案された条例案を見れば、一目瞭然で施設の中の機能が分かるというご説明でした。果たして本当にそうなのかは、条例案を見ていただければ分かると思います。  私は、ちょっと、それはそうではないとは思いますけれども、それであれば、別に広報紙に載せて啓発する必要はありませんので、今回、これオープンすれば、やさと図書館については、写真入りで具体的にこういう機能でこういうふうにおしゃれなすてきな図書館ですよと広報されるんでしょうから、ちょっとその辺は納得ができません。  次に、5番目の質問です。  複合施設の新設に伴いまして、複合条例設置を行っている自治体、これはあります。単独で、例えば今回石岡の本庁舎を造りましたけど、この本庁舎そのものが庁舎じゃなくて複合施設ということで、昨日の一般質問等でも議論されていましたけれども、市民会館の機能だとか図書館の機能だとかいろいろな機能をその中に盛り込んだ複合施設、こういうものを新たに造りましょうということで、施設として造りましょうという場合は複合施設という位置づけでの条例案をつくっていらっしゃる自治体はたくさん見受けられます。これは、その管理上の問題、複合施設という条例をつくって、そこで支出する電気料とか水道料とか、いろいろなもろもろの経費を複合施設条例化の中で一括して予算化すると。それぞれの施設については、個別での費目で支出するようなことがないような形のものも含めて管理しやすくするための複合施設化条例化だと思いますけれども、八郷総合支所は、既に経済部も入っていれば教育委員会も入っていて、ある意味複合施設化しているんですよね。ですから、それをわざわざ複合施設化ということで改めてうたわなくても、現状それで済んでしまっているにもかかわらず、いろいろ今、言葉を尽くして説明いただいているわけですけれども、非常に不思議なんです。既存施設に、八郷総合支所は既存施設ですけれども、それも一部フロア、今回でいけば2階、2階のフロアに図書館あるいは農村資料館の一部展示室を設けるということでの複合化ですけれども、そのような形で既存施設に何らかのものが入って複合条例化した例があれば、教えていただきたいと思います。 58 ◯議長(菱沼和幸君) 八郷総合支所長・鈴木君。 59 ◯八郷総合支所長鈴木隆之君) お答えいたします。既存施設を改修し複合施設化された例といたしまして、徳島県美馬市におきまして廃校となった中学校校舎、これを利用して1階に診療所、薬局及び買物支援センターなど、2階に市総合支所、3階に図書室等を集約し、複合施設条例を設置しているという例もございます。また、福岡県久留米市におきましては、旧商業施設の一部を図書館、児童センターにリニューアル化して、複合施設条例を設置している例がございます。  以上でございます。 60 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 61 ◯6番(櫻井 茂君) 今、2例説明いただきましたけれどもその2例とも、既存施設は生きていないわけですよね。片っ方は学校が廃校になったところだと思いますので、学校そのものがなくなってしまったと。学校が生きていて、別な施設が入って複合施設というのなら分かりますけれども、もう一方、福岡県の久留米市のほうも商業施設の中に、多分、ワンフロア借りたのでしょうかね、ちょっと、私、その実例知りませんので、ですから商業施設の中に入った複合施設ですから、それはもう新たに新設されたという位置づけになっちゃうんだろうと思いますので、この例には合致しませんよね。  ここまで質問をして、どうも納得できないものばっかりが説明されているわけですけれども、これ、6番目の複合化の条例化に伴って、支所生涯学習課文化振興課の責任の所在が逆に曖昧になっているんじゃないかと私は思っているんです。予算、施設運営、管理等について、役割分担が明確になっているのかというのは、今回、通告を出しまして、話をしましても、支所のほうでの中心での答弁になっているわけです、今ね。実態は、図書館が入るということでの複合化なんですよ。  教育委員会サイドでどれだけこのことについて積極的に議会に説明し、次の質問にもなっちゃいますけど、来たのかというと、支所のほうは工事予算を持っていましたから一生懸命説明していただいて、情報もたくさんいただいたわけですけれども、教育委員会サイドはどちらかというと、支所におんぶにだっこでお任せしちゃったみたいな、でも実態は図書館の話なんですよね、これ。そういう意味での役割分担というか、お互いの協調関係が私は非常に見えない、希薄だったというふうに感じています。この質問にあるように、役割分担が明確になっているんでしょうか、お尋ねしたいと思います。 62 ◯議長(菱沼和幸君) 八郷総合支所長・鈴木君。 63 ◯八郷総合支所長鈴木隆之君) お答えいたします。八郷総合支所複合施設の管理につきまして、複合施設全体として建物修繕、日常清掃業務、光熱水費に関するものは支所総務課が一元的に管理する役割を担う予定としております。図書館及び農村資料室につきましては、各施設が行う事業や設置されている備品の管理、修繕等はそれぞれの所管課において予算計上し、運営を行っていく予定でございます。  この役割分担を基本としながら、細部につきましては関連部署と協議を行いまして、来年4月のオープンに向けて現在調整を進めているところでございます。  以上でございます。 64 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 65 ◯6番(櫻井 茂君) 管理運営につきましては、総合支所という建物そのものの管理を支所総務課がやられているわけで、これはどのような団体が来ても、多分その形は崩れないんだろうと思います。  例えば、民間の方が貸してくれと言われれば、電気料についてはメーターをつけるのかどうか分かりませんけど、一定の金額が分かるような仕組みをつくるんでしょうし、庁舎内の自動販売機などもメーターつけているという答弁がかつてあったと思いますから、そういう意味では、図書館が入ったから総合複合条例化しないと、支出が一括でできないからという話ではないんだろうと私は思っています。  ここまで、いろいろ疑問ばかりの質疑をしているわけですけれども、今回の条例提案に当たりましては、当然、法令審査会で条例化の必要性や違法性について審査されたものだと思います。違法性はないにしても、これ、条例提案として出すべき話、条例なのかというその部分、審査会ではどのような意見が出されたのか、ぜひ承りたいと思います。 66 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・越渡君。 67 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(越渡康弘君) ご答弁申し上げます。本条例につきましては、令和3年11月9日に開催いたしました石岡市例規審査委員会において審議をしている状況でございます。  この審査会におきましては、担当部局より議案の説明を受けまして、内容について審査を実施しておりまして、主な議論といたしましては、八郷総合支所の設置や管理に関し、現在及び今後の位置づけですとか、あとは複合文化施設の清掃、警備など、あとはそのほか、郷の本棚やさと図書館の運営体制などについて、議論がされたわけでございます。この中で担当部局からの説明があったのは、先ほどの八郷総合支所の設置や管理に関して、現在、今後の位置づけに関する議論というところの点では、現状と変更なく石岡市部等設置条例及び石岡市庁舎管理規則に規定される八郷総合支所であるという説明がなされております。  また、複合文化施設の清掃や警備等につきましては、支所総務課において一体的に実施するというような説明が出されまして、審査の結果、先ほどいろいろほかにもいろいろ出たわけでございますが、最終的には、今回の議案の提案になったということでございます。  以上でございます。 68 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 69 ◯6番(櫻井 茂君) 本来であれば、ここで先ほど申し上げたように、7番目の議会にも丁寧な説明をされてきたのかということについては省略させていただきます。聞いても意味がありませんので。  先ほど、私が提案させていただいた図書館分館としての中央図書館条例の位置づけだけでいいんじゃないのと、廃止条例についてはそのまま廃止すればいいわけですし、農村資料館の展示物については、教育委員会の中で整理されれば済む話ですから、わざわざ条例化することでの整理は全くする必要性ないと私も思いますし、ここで聞いていいのかどうかちょっと分かりませんけど、その提案で、この条例をつくらなくても何ら石岡市の行政推進に問題ないと思うんですけれども、総務部長どうなんですかね、法制を担当している部門としては、つくっちゃ駄目だという条例じゃないので、これはつくりたければつくってどうぞなんでしょうけど、つくらなくていい条例を一生懸命みんな集まって議論するその無駄な時間を、また今後も何らかの関係でやるのであれば、私は意味がないと思うんですよね。提案する必要ないことを一生懸命皆さんで集まってやられていたということなので、その点、直接的な回答は難しいかもしれませんけど、何かご見解があれば承りたいと思います。 70 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・越渡君。 71 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(越渡康弘君) ご答弁申し上げます。あくまでも条例の議案提出につきましては、各担当部署の意思決定により行われるものというふうに考えてございます。  ただ、私どものほうでも、この条例、今回の議案の提出に当たりまして、担当部局につきまして、条例化の必要性などについてよく精査、検討して整理してもらいたいという旨の助言はしてございます。そういった中で提案がされてきたというものでございます。  以上でございます。 72 ◯議長(菱沼和幸君) 6番・櫻井 茂君。                  〔6番・櫻井 茂君登壇〕 73 ◯6番(櫻井 茂君) 今回、この条例案の提案について、考え方として、複合施設だよという考えを持つことそのものを否定するものではありません。八郷総合支所というのを八郷複合支所と自分たちが思っていればそれはいいことなので、ただ業務としてやらなくていいことを一生懸命やる必要性、私はないと考えますし、その時間は別な業務に振り分けて、市民福祉の向上につなげていただきたいという思いで質問させていただきました。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 74 ◯議長(菱沼和幸君) 次の質疑者に移ります。  21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 75 ◯21番(高野 要君) 21番・高野 要でございます。通告に沿って、伺ってまいります。  まず、議案第105号・一般会計補正予算(第7号)でございます。  費目の順に伺ってまいりますが、1点目、補正予算書15ページ、総務費、総務管理費、財産管理費、市庁舎維持管理経費駐車場改修工事298万1,000円についてでございますが、この件については、議会の総務企画委員会でも何度か議論されてきた案件だと承知はしております。委員会の議論は議論として、私は私で伺いますので、ご了承願いたいと思います。  まず、この庁舎は開庁してまだ3年でございます。開庁して間もない頃から、会議室が足りない、執務スペースも十分じゃない、机も長くて動かせない。机で融通が利かない、雨が降ると雨漏りまですると何かと問題のある庁舎でありますが、今回の駐車場の改修工事においても、最初からよく考えて駐車場をつくっていれば、何も今さら300万円もかける必要はなかったわけであります。3年しかたっていないんだから、社会情勢が変わったとか、交通事情が変わったとか、そういうことは私は何もないと思うわけであります。当時の市長は辞めちゃいました。当時の担当者もいない中で、今さらこんなことを言っても仕方ないのかもしれません。  議会も、執行部の過去の失敗を上げてばかりいては、私もよい方向には進まないと思ってはおります。ただ、せっかく基金を300万円も繰り入れて改修するんですから、同じ轍を踏まないように、今回の補正予算を計上する上でお感じになったことを市長にお伺いいたします。 76 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 77 ◯市長(谷島洋司君) お答えします。駐車場改修工事でございますが、実際のご利用を見ていく中で、様々な方から大変多くのご意見をいただいているところでございます。そのような本庁舎をご利用される皆様方のご意見一つ一つに耳を傾け、駐車場における課題に取り組んでいくことが大切であると認識しております。  市道の渋滞時における改善策や駐車場内における動線や使いやすさなどを考え、ご来庁される皆様にとってより利便性、安全性の高い駐車場とし、安心してご利用していただけるよう工事請負費を計上させていただき、改修工事を進めてまいりたいと思っております。  議員おっしゃるとおり、私も市長就任以来、様々この庁舎の使い勝手の問題がありますので、しっかりその対応をしてまいりたいと考えております。 78 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 79 ◯21番(高野 要君) 工事の概要とか実施時期とかそういったものは、先ほどお伺いいたしましたので質問はいたしませんが、私が思うに、このような大事業、1億、2億のお金じゃない。これだけをかけて、雨漏りもそうですけど、駐車場の出入口で、今つまずいていると市民の方に迷惑をかけているなんていうことは、本当に行政として私は恥ずかしいことだと思うんです。もう最大限にこういう交通とか、駐車場も随分議論したじゃないですか。駐車場を議論して出入口を議論しない。それでは、行政とは言えないと私は思うわけです。今さら、ここでくどくど言っていても仕方ありません。それを直すということなので、私は直すに当たって300万円ということですけれども、本当にできるのかなと思っているんです、300万円でね。もっと本来お金いっぱいかけて、きちっともう二度とやらないような、皆さんが喜んでくれるような事業にしてもいいのかなと私個人は思っていますが、お金は、財源は未曽有に湧いてくるわけではありませんから。  そこで、市長に、私はこれ言いたいんですよ。もう一度失敗した、同じ失敗を二度続けたら、これこそ市民の皆さんに申し訳が立たないわけであります。税金です。いつも私くどいこと言いますけど税金なんです。ですから、今回の駐車場改修工事を安全性、利便性その両方を完璧に備えた、金額じゃなくしっかりとしたものにお願いしたいと思うわけであります。ひとつよろしくお願いいたします。この件はこれで終わります。  次に、同じページの企画費、将来ビジョン策定・管理経費の総合計画審議会委員報酬20万円について伺います。  この委員報酬については、当初予算で60万円の予算が組まれていたと思いますが、例年よりは多い予算額であります。これは、今年度で今までの石岡かがやきビジョンが終了するということで、新たな総合計画を策定するということから会議回数も多く見込んだ、これはよろしいかと思いますが、そういうことかと思います。ただ、こういう会議であれば、通常は当初に見込んだとおりの会議回数で進むのが私は普通じゃないかと思うんです。今回はそうじゃないということだと思いますので、何人の委員で何回の会議を開催して、なぜ予定回数で収まらなかったのか、理由があると思いますので教えていただきたいと思います。  あと、補正額は20万円ですから、あと2回ぐらい開催するのかなと私は私ながらに思っているところでございますが、あわせて今後のスケジュールをちょっと教えていただきたいと思います。 80 ◯議長(菱沼和幸君) 市長公室長・加藤君。 81 ◯市長公室長(加藤乃利明君) お答えいたします。総合計画審議会につきましては、新たな総合計画を策定するために、市長からの諮問により基本構想、基本計画の策定に関するご審議をいただいているものでございます。  初めに、委員数でございますが、20名の委員で構成されております。  次に、開催回数につきましては、本年度これまでに6回の会議を開催してございます。  次に、今回の補正の理由でございます。今後10年を見据えた総合計画の策定でございまして、計画の柱とする政策ごとに分けて審議いただくために、当初予算において6回分の経費を計上してございましたが、会議の中で委員の皆様からまちづくりに対する多くの意見をいただけた一方で、コロナ禍による感染防止の観点から長時間の会議を控えさせていただいたことなどもございましたことから、予定した以上の会議の開催が必要となったものでございます。  今後につきましては、来年1月中にパブリックコメントやパブリックコメントでいただいた意見を踏まえた計画案の審議、その後、審議会の最終的な答申についての審議の計2回の会議を予定したいと考えております。  以上でございます。 82 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 83 ◯21番(高野 要君) お話聞きまして、コロナ禍ということもあって、回数が増えたということでございます。それも理解できるところではございます。  次期総合計画については、来年の第1回定例会に提出されてくるのかなと思っております。向こう10年間の石岡市の最上位計画ですから、さぞかし谷島市長はすばらしい計画をつくっておられると思いますので、大いに期待いたしましてこの質問は終わります。  次に参ります。  次に、補正予算書21ページから23ページ、教育費の小学校費と中学校費の教育振興用備品、それぞれ小学校費が1,512万2,000円、中学校費が586万8,000円について伺います。  これについては、来年度からデジタルドリル教材を導入する経費ということは私も伺っております。ただ、私もこういうことは詳しくないので、この小学校費、中学校費、それぞれの経費は、分かりやすく言うと何に対する経費なのか。子どもたちのタブレットにインストールするソフトウエアなのか、何なのか。その辺について、経費に内訳があるなら、それと一緒に教えていただきたいと思います。お願いいたします。 84 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 85 ◯教育部長(豊崎康弘君) お答えいたします。今年度GIGAスクール構想により、1人1台配備されましたタブレット端末を効果的に活用するため、デジタルドリル教材を導入いたしましたが、ライセンス、簡単に言うとソフトを使う権利が令和4年3月末で終了となるため、来年度4月から引き続き使用できるよう令和4年度から2年間分のライセンスを購入するものでございます。  なお、経費につきましては、ライセンス単価と児童生徒見込み数から算出しておりまして、小学校費が単価1,567円の3,200名分及び5年生、6年生の英語の単価が1,617円の1,150人分でございまして、中学校費が単価1,569円の1,700名分で予算を計上してございます。
     以上です。 86 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 87 ◯21番(高野 要君) それと、今回導入するドリルの科目、小学校、中学校それぞれ何教科なんでしょうか。教科については今後の追加というのはあるのか。あわせて、このデジタルドリルの経費は、今回の金額だけで全て完了するのか。それとも、今後も何かしらのメンテナンス費用ですとか、維持管理経費とかいうのはかかってくるのか、この辺のところをお伺いいたします。 88 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 89 ◯教育部長(豊崎康弘君) お答えいたします。まず、教科につきましては、小学校は国語、算数、理科、社会の4教科と、あわせまして、5年生、6年生は英語を追加してございます。  中学校は、国語、数学、理科、社会、英語の5教科でございまして、今後、現在のところさらに教科を追加することは考えてございません。また、2年間のライセンスを一括購入するものでございますので、このほかに維持管理経費等の経費はございません。  以上です。 90 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 91 ◯21番(高野 要君) それから、私、今回の補正予算で、この項目を見て、なぜ補正予算なのかなと思ったんです。財源を見ても一般財源です。やること自体は、私はいいと思っているんですが、今回、これを今年度の当初予算には計上せず12月の補正予算に計上した理由、当初予算でなく12月の補正予算に計上した理由は何なのか、お伺いをいたします。 92 ◯議長(菱沼和幸君) 教育部長・豊崎君。 93 ◯教育部長(豊崎康弘君) お答えいたします。今年度4月に、教職員による選定会において購入するソフトを決定したところでございますが、初めて購入するものでございますので、実際に使用し、児童生徒にとって使いやすいかどうか、現場の声を聞いて検証してから、今後も継続して使用するかを決定していきたいと考えたことから、今年度当初予算におきましては、今年度分のみの予算を計上させていただいたところでございます。  なお、事務手続といたしまして、業者選考委員会、入札等を経て、契約、導入となりますが、これらに数か月かかりますことから今年度の補正予算で計上させていただき、事務手続を進めまして、来年度4月の初めからデジタル教材を使用してまいりたいという考えで、今定例会に上程させていただいたところでございます。  以上です。 94 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 95 ◯21番(高野 要君) 分かりました。  子どもたちの教育を充実させるためのものですから、大人である教育委員会の皆さんには今まで以上に頑張っていただきたいというふうに思いますが、議員、私の立場から見ると、こういう苦言もあるということはご理解をいただきたいと思います。  議案第107号・石岡市部等設置条例の一部を改正する条例を制定することについてをお伺いいたします。  提案理由には、組織機構の再編に伴い、部の名称及び分掌事務の一部を改正するためと書いてございます。伴いです。普通、何とかに伴いという場合は、法律の改正に伴い条例を改正しますとか、何か別のもっと大きなものがあるのかと私は感ずるわけでございます。でも、今回の議案で改正するのは、経済部の名称を産業戦略部に変えることと、事務分掌で今まで別々に書いていた商工業と観光を一緒にすること。企業誘致及び産業プロモーションに関すること、入れるだけのことであります。別に、言葉遣いですか、これについて細かいことを言いたいわけではないですけれども、組織機構の再編に伴いというときの再編の本体というか、再編の要というのは何なんでしょうか。まず、お伺いをいたします。 96 ◯議長(菱沼和幸君) 総務部長・越渡君。 97 ◯総務部長(併任)消防本部理事兼コンプライアンス推進担当(越渡康弘君) ご答弁申し上げます。今回の組織の再編の本体といいますか、要というご質問でございますが、経済部の再編ということで商工業及び観光の振興を一体的に取り組むとともに、企業誘致の推進、さらには農産物や特産物の生産振興及び流通に係るプロモーション活動を市外、海外に向けて行いまして、戦略的な視点から産業経済の振興を図る体制を組織することが、その要ということでございます。  市民が豊かに暮らすことができるためには、産業の振興ですとか、効率的、効果的な行政運営を確保しまして、社会情勢に即したより質の高い行政サービスを提供する必要があるというふうに考えたことでございます。  以上でございます。 98 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 99 ◯21番(高野 要君) 総務企画委員会に、最初に説明した時点、11月12日ですか。スポーツ振興課を生活環境課へ移すつもりだったということで、これ承知しております。  でも、そこで委員さんからいろいろと意見が出て、3日後、11月15日の委員会で取りやめたとされております。このスポーツ振興課の件について、令和5年度に向けてさらに調整して、整えば、また来年の今頃、議案化を考えるのかと思っておりますけど、今回出た議案は、それと一緒では駄目だったのでしょうか。一刻も早く経済部の名称は産業戦略部にしたい、事務分掌も変えたいという理由が何かあるのか。経済部という名称で、早急に改めるべき不都合があるのか。それともスポーツ振興課の移管は来年もやらないのか。今回で組織再編は終わりということなのか。その辺について、市長に見解をお伺いいたします。 100 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 101 ◯市長(谷島洋司君) お答えします。スポーツ振興課の取扱いにつきましては、スポーツの活用を通して、地域活性化、市民の健康づくり、広範囲に取り組んでいくためには、市長部局で実施する事業との連携調整や一体的な事業展開を行っていく必要があると捉えたことから、市民生活やまちづくりに直結した生活環境部への移管を考えてございました。  しかしながら、総務企画委員会でのご指摘を踏まえ、移管により得られる効果、市民サービスへの影響、詳細な事務分掌の調整について、さらに1年をかけて検討を進めさせていただければと考え、令和4年4月の移管は見送り、継続して検討を行うという結論に達したものでございます。  今年度、経済部を産業戦略部に改めることにつきましては、さきの小松議員の一般質問において総務部長からも答弁しましたとおり、本市の産業振興や効率的、効果的な行政運営という目的を達成するための方針を明確にし、戦略を持って継続して成果を上げることができる体制とするため見直しを行うものでございます。現在の経済部という名称で不都合が生じているわけではございませんが、今回の経済部内の見直しに伴い、当市の産業振興に戦略的に取り組んでいくという観点から、部の名称について見直しを行うものでございます。 102 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 103 ◯21番(高野 要君) 答弁ありがとうございました。  もっともらしい答弁でございます。しかしながら、やはり名称を変えるとか、そういったときには、以前のことも考えなければいけない。ここ過去何年かそれでやってきたわけでございます。それを変える。変えたときにそれだけの効果、それが本当に上がってくるのか。これは、必ず効果を上げることを目的にやるんでしょうけれども、その辺のところもしっかりと考えてやらなければならないんじゃないかなと、私もよく分かりませんけど、県のほうでもそういう名称で今動き出している。県と個々の地方自治体は違うわけですから、先代がやってきたこともしっかりとやはり考えた中で、名称とかそういったもの、名称は簡単に変えられます。だけれども、私は常日頃大切なことであるというふうに、今度、市民の皆さんもまたびっくりしますよ。戦略なんて、何か問題が起きたのかなと、戦うという言葉はいいことです。でも、それだけでは私は発展性はないと、私はかように思っております。  このような能書き言っていても仕方ありませんので、次に移りますけれども、先ほど、今言ったように、看板は掛け替えたけど中身は全然変わらないということでありますので、今までの実例を見てもそういうことのないように、新たな産業戦略部の方々には頑張っていただきたいと思います。名前負けしないように、きちっと名前に勝っていくように、勝つという言葉はどうかも分かりませんが、市民にそれだけきちっとした対応ができるようによろしくお願いしたいと思います。  それで、最後に伺いますが、谷島市長が考える組織再編、市長が仕事をしやすい組織機構づくりといったものは調整の動向次第でしょうけれども、まとまれば来年スポーツ振興課の移管を実施して当面は体制が整う。これで終わりになるのかです。それで一応完了はするのか。その辺のところをお伺いいたします。 104 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 105 ◯市長(谷島洋司君) 私の考える組織づくりにつきましてご答弁申し上げます。そのときの社会情勢などにより行政課題は刻々と変化していくものと認識してございますので、議員の皆様からのご提案やご指摘、庁内各部局からの要望などを踏まえ、効果的、効率的かつ市民の皆様にとって分かりやすい組織体制を構築してまいりたいと考えてございます。  今後の組織体制についての私の考えでございますが、今回、見送ることとしたスポーツ振興課の取扱いを再度検討するとともに、フレイル検診や国におけるこども庁の創設などの動きを注視しながら、他部局と比較しても規模が大きくなっております保健福祉部についても見直しを検討していく必要があろうと認識しているところでございます。 106 ◯議長(菱沼和幸君) 21番・高野 要君。                 〔21番・高野 要君登壇〕 107 ◯21番(高野 要君) 全庁的にやっていきたいということかなというふうに感じたところでございます。  市長の、市役所の組織は市長の組織ですからあまり私もうるさいことは言いたくもありませんが、市長も、今このようなことを言っていいのかどうか分かりませんが、2年目ですし、来年の今頃は3年目、そうすると、令和5年4月に組織編成をしたとすれば、それは市長の最後の1年間だけということになると思うわけです、仕方ないですね、これは。  市長が2期目に向けて立候補するのか、そして見事に当選するのか。これは誰にも分からないと思います。ただ、市長には、可能性として、違う人が市長になることもあるということをよくお考えいただきたい。あと1年間しかございません。ですから、そのときに当選して、またしっかりやっていただく。これはもう要望するところでありますけれども、そういったことではない場合もあるということを申し上げて、私の議案質疑を終わります。 108 ◯議長(菱沼和幸君) 暫時休憩といたします。10分程度といたします。                   午前11時12分休憩             ──────────────────────                   午前11時23分再開 109 ◯議長(菱沼和幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質疑者に移ります。  19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 110 ◯19番(岡野孝男君) それでは、通告に基づきまして、2項目ほど質問をいたします。  最初に、議案第113号・石岡市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について、このことについての、まず進捗状況をお伺いいたします。 111 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 112 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。石岡市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定についての進捗状況でございますが、市民サービスをより効率的に提供するために、瓦会郵便局と同様に高浜郵便局でも包括窓口業務委託を検討してまいりました。  地方公共団体の特定の事務の郵便局における取扱いに関する法律第3条第3項の規定により郵便局を指定し、来年度の事業開始に向けて、システム改修の委託及び通信回線の工事等の初期投資分の補正予算を要求し、議会の議決を得る必要がございますことから、今回、石岡市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定についての議案を提出させていただいているところでございます。  以上でございます。 113 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 114 ◯19番(岡野孝男君) 市民サービスの向上、効率化を目的とするということで、この郵便局の指定、これは私としてはいいことだと思っております。  次に、今後の方向性についてお伺いをいたします。 115 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 116 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。今後の方向性につきましては、今回の議案には5つの証明書等に係る事務のほか、国の法改正により郵便局における電子証明書、いわゆるマイナンバーカードの発行、更新等ができるようになりましたので、来年の秋を目標に郵便局取扱い事務に電子証明書の発行、更新等に係る事務も追加できるよう考えているところでございます。  以上です。 117 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 118 ◯19番(岡野孝男君) 1つ、高浜郵便局の場合は私としては懸念するところがありまして、駐車場が狭いと、現行も3台ぐらいしか車、止められないのかなと思っています。  利用者が増えるということになれば、駐車場がないし、あの通りは非常に通行が頻繁なところでもありますし、そういうことで不便を来すのかなという心配はしておりまして、駐車場の設置についてはどのように考えているのか、お尋ねをいたします。 119 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 120 ◯生活環境部長鈴木利勝君) 駐車場の設置につきまして、ご答弁申し上げます。高浜郵便局の駐車場でございますが、現在、郵便局前に乗用車3台分のスペースがございます。新年度から窓口業務を開始いたしますと、郵便局への利用者が増えると思われます。今回の議案成立後に市民に不便を来さないように、高浜郵便局におきまして、隣接の土地に駐車をするスペース2台分確保する予定とお伺いしてございます。  以上です。 121 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 122 ◯19番(岡野孝男君) 今、答弁にもありましたように、十分に利用される方の駐車スペースはできるだけ確保するように郵便局のほうにもお願いをして、市と、それから郵便局双方で、駐車場の確保をお願いしたいというふうに思っております。  次に、予算はどのくらいかかるのか、新年度に向けて大体概算どのくらいかかるのか、お尋ねをいたします。 123 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 124 ◯生活環境部長鈴木利勝君) 新年度に向けた予算につきまして、ご答弁申し上げます。新年度に向けまして、現在、予算要求をしているところでございます。概算で約250万円見込んでございます。  内訳といたしましては、証明書交付事務委託料として225万円、ファクスやネットワーク機器の借上料が16万円、その他、通信費、需用費等が必要となってまいります。  以上でございます。 125 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 126 ◯19番(岡野孝男君) 高浜地区はもちろん、三村、関川方面の方々は、この高浜郵便局で事務ができれば非常に利便性が向上するというふうに思っております。できるだけ早めにできるようにお願いするところでございますが、ここで市長に、市民サービス向上のために、来年の4月からできるように私は考えているんですけど、市長の考えをお伺いいたします。 127 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 128 ◯市長(谷島洋司君) ご答弁申し上げます。先ほど議員おっしゃるとおり、高浜郵便局における事務委託につきましては、城南地区の皆さんに大変便利になると、それを考えているところでございます。  市民サービスの向上を図るためにも、高浜郵便局におきまして早い段階で対応できるよう努めてまいりたいと思います。 129 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 130 ◯19番(岡野孝男君) 分かりました。  次の項目に移ります。  議案第116号・市道の変更についてということです。  これは、県営の農村交流基盤整備事業ということで、19年前に葦穂小学校近くのフルーツラインを起点としまして工事は行われたものでありますが、いつになったら完成するのかというような声が近隣の関係者の方々から寄せられておりまして、これを見ると、今回ようやく完成したのかなと思いますが、それについてちょっとお伺いをいたします。  まず、最初に、市道の変更についてというふうになっておりますが、このことについてお尋ねをいたします。 131 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。
    132 ◯都市建設部長(鶴井重則君) それでは、市道の変更の内容につきましてご答弁申し上げます。  今回、提案させていただきました議案第116号・市道の変更につきまして、道路法第10条第3項の規定に基づきまして、議会の議決を求めるものでございます。  提案理由でございますけれども、議員おっしゃるとおり、県営農村交流基盤整備事業による築造に伴いまして、変更する路線の一部を新たに市道として認定するためでございます。  路線名といたしましては、市道B5558号線となります。  認定区間でございますけれども、起点としまして、野田749番3から宇治会1206の1に変更となりまして、終点におきましては、野田1番1で変更はないものでございます。  幅員におきましては、7.5メートルから26.4メートルとなってございます。延長でございますけれども、844.70メートルから655.70メートル延長になりまして、1,500.40メートルに変更となるものでございます。  なお、市道B0101号線、議員おっしゃるとおり通称フルーツラインですね、こちらの小屋地内から県道西小塙石岡線の柴間地内、こちらの結ぶ道路といたしまして、全線開通となるものでございます。  以上でございます。 133 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 134 ◯19番(岡野孝男君) 19年かかったと、私、言いましたけど、今回、途中なんですよね、県営農道整備の事業の中で途中が最後になったと。今回の区間が最後になった、その理由についてお尋ねいたします。 135 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 136 ◯都市建設部長(鶴井重則君) 今回の区間が最後となった理由でございますけれども、事業実施主体でございます茨城県県南農林事務所に確認しましたところ、当該区間につきましては、恋瀬川の橋梁整備工事、また、道路用地の取得に時間を要したためと聞いておるところでございます。  以上でございます。 137 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 138 ◯19番(岡野孝男君) これで八郷中央農道が全線開通となるとのことですが、路線全体の概要について改めてお尋ねをいたします。 139 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 140 ◯都市建設部長(鶴井重則君) ご答弁申し上げます。八郷中央地区の農道につきましては、葦穂地区小屋地内フルーツラインから、宇治会地区、佐久地区、野田地区を通過いたしまして、園部地区の柴間地内、こちらを結ぶ全長約5.1キロメートルの道路でございます。  議員おっしゃるとおり、平成14年からの県の農村交流基盤整備事業として事業が開始されたものでございまして、今年度、全ての道路整備事業が竣工となり、今回、当議案がご承認いただきました後には全線供用が開始される予定となっているものでございます。  以上でございます。 141 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 142 ◯19番(岡野孝男君) 供用開始の時期はいつ頃になるのか、お尋ねをいたします。 143 ◯議長(菱沼和幸君) 都市建設部長・鶴井君。 144 ◯都市建設部長(鶴井重則君) 供用開始の時期でございますけれども、当定例会におきましてご承認をいただきました後、市道認定や供用開始等の告示を行いまして、速やかに供用を開始する予定となってございます。  以上でございます。 145 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 146 ◯19番(岡野孝男君) 農道といっても、この延長とか規模からすると幹線道路になると私は予想していますけど、最後に市長にお聞きしますが、この農道はどのような効果が期待できるのか、お尋ねをいたします。 147 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 148 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。概要につきましては担当部長からお話があったと思いますが、八郷中央地区農道の整備事業につきましては、この道路は八郷地区の東西を結ぶ基幹道路となることになります。周辺住民にとっては交通の利便性が向上されるということが1つあると思います。  また、フルーツラインと県道西小塙石岡線を結ぶ道路であることから、観光や物流の道路として地域の発展に大きく寄与するものと期待しているところでございます。 149 ◯議長(菱沼和幸君) 19番・岡野孝男君。                 〔19番・岡野孝男君登壇〕 150 ◯19番(岡野孝男君) 以上で、私の議案質疑を終わりにいたします。 151 ◯議長(菱沼和幸君) 次の質疑者に移ります。  12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 152 ◯12番(小松豊正君) 12番・日本共産党の小松豊正です。通告に従いまして、一問一答方式で議案質疑を行います。  まず、議案第105号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第7号)について質問いたします。  (1)、予算書15ページにございますけれども、踏み間違い防止装置整備費補助金20万円について、どういう内容のものなのかも含めて説明をお願いいたします。 153 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 154 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。踏み間違い防止装置整備費補助金20万円の増額でございますが、この補助金は、満70歳以上の高齢者を対象に、自動車のペダルの踏み間違いによる急発進を抑制する装置を取り付ける際に、対象経費の2分の1、障害物検知機能つきの場合は2万5,000円を、障害物検知機能なしの場合は1万5,000円をそれぞれ上限に補助をするものでございます。  踏み間違い防止装置整備費補助金でございますが、令和2年度におきましては、11月下旬に予算の関係から補助金の受付を終了いたしたところでございます。今年度におきましても、10月末時点で令和2年度と同程度の申請状況でございましたことから、当初予算の40万円から20万円の増額をお願いし、合計60万円とするものでございます。  以上でございます。 155 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 156 ◯12番(小松豊正君) 70歳以上の高齢者が対象になって、今、ブレーキとアクセルの踏み間違いというのは言われているんですけれども、これは周知というのか、私はあんまりよく知らなかったんだけど、周知徹底はどのようにされて、みんなよく分かっているというふうに認識されていますか、この制度については。 157 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 158 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。市報等の掲載など周知を図っているところでございます。  以上です。 159 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 160 ◯12番(小松豊正君) ますます高齢化社会に向かう時期なので、様々な機会によく皆さん分かって利用していただくように、お願いしたいと思います。  次に(2)ですけれども、予算書17ページ、郵便局証明書交付事業費74万2,000円についてでございますけれども、この内容と、それから、私はちょっと思うんですけれども、こういうことをやる場合の人件費というのは入っていないんですけれども、これはどのように考えているのかお伺いいたします。 161 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 162 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。郵便局証明書交付事務費74万2,000円でございますが、来年度、高浜郵便局において各種証明書を交付するために必要となるシステム改修の委託及び通信回線の工事等を計上するものでございます。なお、来年度に向けての初期投資分でございますので、人件費は含まれてございません。  以上でございます。 163 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 164 ◯12番(小松豊正君) 先ほどの議員も質問されましたけれども、この郵便局証明書ということが突然として我々議員に出てきたんですけれども、やはり補正予算という性格上、財政法で規定しているように、自然災害など予算作成後に生じた事由に基づき、特に緊要になった経費の支出というものにしなきゃならないと私は理解しているんですけれども、ですから、全くこういうのが令和3年予算に出ていないのに、ぽこっと出てくるというのは、本当に補正予算にふさわしいやり方なのかどうかということが私は疑問なんですけれども、どのようにお答えになりますか。 165 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 166 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。補正予算に計上した理由でございますが、先ほどの議員の答弁にもありましたように、高浜郵便局で証明書の交付をというお声、地元からの要望等もございまして、進めてまいりました。早急にそういったサービス体系を整えて、市民へ一早くご利用いただけるようにということで、今回、補正予算で計上させていただいたところでございます。  以上でございます。 167 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 168 ◯12番(小松豊正君) 財政法の規定との関係で言えば、今の答弁はちょっと答弁にならないと思うんですね。そうならば、もっと早く当初予算にきちんと組んで、そして、やっぱり令和3年度の予算に組んでやるべきなのに、そういうのはなくて12月議会に出てくるというのは、やっぱり補正予算の性格からいって私は疑問が残るわけです。そのことだけ申し上げておきたいと思います。  次に、議案第113号・石岡市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について質問いたします。  (1)は、今の私の問題提起ともダブるわけですけれども、ここで高浜郵便局ですね、私もあの辺をよく通るんですけれども、確かに非常に城南地区、高浜地区からやはりわざわざ本庁舎まで来るのはいろいろ大変だろうなと、特に車を持っていない方なんかは大変だろうなと思うのですけれども、そういう中でやっぱり高浜郵便局というのが、今度の法改正も活用して造られることは非常に積極的な意味があると思うんですけれども、実際のあの辺に住んでいる方の声といいますか、どういうふうに困っていたとか、こういうふうにしてもらいたいという声が上がっているとか、生の市民の声はどういうものがあったのか、つかんでいればちょっと教えていただきたいと思います。 169 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 170 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。市民からの生の意見等でございますが、今の時点ではちょっと私どもで把握してございません。  以上でございます。 171 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 172 ◯12番(小松豊正君) 過去にでも石岡市と高浜郵便局、周辺住民、どのようにみえておるのかということで、どのように議論されたのかということなんですけれども、これはあそこに造るのは非常に積極的に意味があると私は思っております。  それで、ただ、私の前の質問者も言われましたように、本当にあそこの高浜郵便局の前は非常にいわゆる激しい通りで、狭くて激しくて、それでやっぱり駐車場がないから本当にあそこを造らないと、造るという答弁だったんですけれども、そのことがないとあそこはよく活用できないんじゃないかというふうに思います。  それから、(3)ですけれども、私はあんまりこういうことは聞かなかったんですが、どちらかが廃止を通告しない限り1年延長され、それがどこまでも続くことになるわけですけれども、これ、黙っていればどこまでも行くという、誰かが文句、文句というか、ちょっと待ったと言わなければどこまでも行くということを意味していると思うんですけれども、これはこれを決める上での関係者の意見はどうだったんですか。 173 ◯議長(菱沼和幸君) 生活環境部長・鈴木君。 174 ◯生活環境部長鈴木利勝君) ご答弁申し上げます。取扱い期間でございますが、まずは利用者の声を聞きながら、石岡市及び日本郵便株式会社と定期的に状況を確認等しながら、協議をしていく予定でございます。  以上です。 175 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 176 ◯12番(小松豊正君) 次に、議案第117号に移りたいと思います。  令和3年度石岡市一般会計補正予算(第8号)として、11月30日の開会日に、市長から急遽、提案された議案なんですね。それで、後でそのことについてはいろいろ市長にもお話を聞きたいことがあるんですけど、まず、この議案第117号実施について説明を求めたいと思います。  (1)歳出、民生費、職員等人件費30万2,000円となっておりますけれども、それぞれの算出根拠について詳しく説明をお願いします。 177 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 178 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。本事業の予算でございますけれども、令和3年11月26日に示されました、令和3年度子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金交付要綱に記載されております対象経費及び基準額に基づき算出しております。  ご質問の職員人件費30万2,000円につきましては、子育て世帯臨時特別給付金給付事業に対する職員4人分の時間外手当21万7,000円、雇用予定である会計年度任用職員1名分の社会保険料8万5,000円となってございます。  以上でございます。 179 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 180 ◯12番(小松豊正君) 次に、(2)ですけれども、歳出、民生費、ここに子育て世帯臨時特別給付金給付事業4億9,306万8,000円とございますけれども、これ、詳しく出ているんですけれども、算出根拠ですね、一つ一つ説明をお願いしたいと思います。 181 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 182 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。予算の具体的内容についてご説明していきたいと思います。  まず、一般事務補助員報酬47万1,000円につきましては、給付事業を実施するに当たり受付業務やデータ入力等の業務内容を想定しており、1人分の会計年度職員の採用を予定しており、1日7時間15週の雇用を見込んでございます。  次に、費用弁償2万5,000円につきましては、一般事務補助員の交通費について積算しております。  次に、文具用紙代9,000円につきましては、申請内容決定通知、事務処理用のコピー用紙代を計上しております。  次に、事務事業用品費3万9,000円につきましては、制度啓発用カラー用紙や決定通知送付用の宛名ラベル等で積算しております。
     次に、印刷機器用品費2万2,000円につきましては、印刷用トナー代として積算しております。  次に、印刷製本費1万4,000円につきましては、申請書返送用及び不備書類再提出用の返送用封筒印刷2,500枚分を積算しております。  次に、郵便料101万7,000円につきましては、給付金振込用のお知らせはがき分の郵便料、それから、公務員、高校生分へのお知らせ通知及び事務処理用郵便料、返送用封筒郵便料で積算しております。  次に、手数料75万1,000円につきましては、給付金の口座振込手数料6,585回、これにエラー再振込分を見越しまして、銀行の給付金振込額の手数料で積算しているところでございます。  次に、システム構築委託料122万2,000円につきましては、給付金支給のための抽出処理、支払いデータ作成処理等を目的としたシステム構築委託料でございます。  次に、給付事務委託料94万8,000円につきましては、対象者向け通知発送準備、具体的には中学生までのプッシュ型と公務員や高校生の申請型への封入事務等を想定しております。  次に、子育て世帯臨時給付金特別給付金4億8,855万円につきましては、対象児童9,771人に児童1人当たり5万円を支給することで積算しております。そのうち、年内支給申請不要の対象児童分は7,446人となり、5万円を乗じ3億7,230万円、申請型児童、こちら主に高校生や公務員のお子さん対象になりますけれども、こちらにつきましては2,325人となっており、こちらに5万円を乗じ1億1,625万円となっております。  以上でございます。 183 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 184 ◯12番(小松豊正君) それで、今のやつは執行部の補正予算から言いますと、端的に言えば1人5万円ですね、18歳未満5万円を支給すると、急遽、年内にという特別の理由があるというふうに聞いておりますけれども、その費用がやはり特別給付金を除いてもやっぱり800万くらいかなりかかるものですよね。郵送費だけでも100万超えるわけですよ、101万7,000円と。これを2回、またこれに付け加えて5万円を現金あるいはクーポン券でやるとなると、この費用は同じ額がかかるというふうに考えればいいのか、どういうふうになりますか。 185 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 186 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。同じ、今回この予算で計上して先行給付という形で実施しますけれども、2回目の給付となれば、同様とまではいかないまでも一定の経費がかかると考えております。  以上でございます。 187 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 188 ◯12番(小松豊正君) 同様の、大ざっぱに言ってね、だから他市もちょっと聞くと、郵便料だけでも100万超えるんですよね、1回やると101万7,000円、だから、これ、2回やると2倍になると、端的に考えればですね。そういうふうになると、大変、これ、お金がかかるというものだというふうにちょっと理解するわけです。  あと、そのことについての評価は後で述べたいと思いますけれども、(3)ですね、歳入歳出、歳入補正予算のうちの諸収入1,000円というのは、なぜこういうようなことが出てくるのか、答えてください。歳入ですね。 189 ◯議長(菱沼和幸君) 保健福祉部長・金井君。 190 ◯保健福祉部長(金井 悟君) お答えいたします。諸収入の1,000円につきましては、雇用予定の、先ほどご説明しました歳出で、会計年度任用職員に関わる雇用保険料の本人負担分でございます。  本人に支払う報酬と交通費49万5,285円、こちら3か月分を想定していますけれども、雇用保険自己負担率、これに1,000分の3を乗じ1,485円となり、1,000円未満切捨てということで1,000円で積算し、計上させていただいております。  以上でございます。 191 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 192 ◯12番(小松豊正君) 今、ご説明になりましたのは、非常に急遽、市長が追加提案した、そういう議案第117号の内容について詳しく説明をお伺いしたわけなんですね。  しかし、我々議会としてこの場でよく考えてみなきゃならないのは、議案117号は11月30日の時点での提案であり、その前に議会運営委員会もありました。その認識で出されているものと。しかし、12月6日に臨時国会が始まったんですね。12月7日の官房長官の記者会見で、この10万円の支給について、5万円、5万円となるのか、あるいは10万円となるのか、そういう議論がいろいろありまして、定かではないという事態が続いたわけですよ。  ところが、臨時国会が開かれて、その次の7日の官房長官の談話では、やはり自治体によっては10万円を一遍に払うということもあり得るんだと、しかし、やはりクーポン券にする意味もあるんだと。つまりクーポン券にしますと実際に物を買えますので、そういう経済効果もあるんだということも併せて言っているんだけれども、いろいろあるんだということを官房長官が記者会見で述べているんですね。そして、また、昨日の国会では、代表質問に対しまして、首相はやはり10万円支給はあってもいいということを明確に述べるようになったわけですよ。  ただ、ここで、やはり今提案されている117号の内容と、それから発展があって、明確に発展があるわけですね。そういう中で、石岡の提案された117号でいいのかどうかというのは、よくよく考えてみなきゃならないというふうに私は思うんです。  といいますのは、私が考えていたとおり、今日の茨城新聞の報道では、小美玉市では10万円はやっぱりやるんだと、それで不足する分は財政調整基金も活用するんだということで、市民18歳以下のところについては10万円を支給すると、そうやるんだというのが大きく載っているわけですよね。テレビでも放映されています。それから、笠間市でも市の財政でという表現ですけれども、一時的に負担をして、やはり市民の期待に応えたいと。大阪でも、早々とこれは10万円現金で一括支給ということを言っております。  そういう事態になって、今、この流れが、国の総理大臣の発言、内閣官房長官の発言、それから国会審議、そういうことで一気に流れがこういうふうに変わってきているんですよ。  それで、問題は、私たちはそういうことと同時に、市民は一体何を望んでいるのかということをよくよく考えてみなきゃならない立場にあるわけですよ、我々議会としても議員としてもですね。そうした場合の私が聞いている声は、何としてもやっぱり年内に早くもらいたいという意見がございます。それから、5万円のクーポン券は、来年になって待っても新年度に間に合わないんじゃないかという意見もあります。ですから、全体的に言ってみれば、使い勝手のいい10万円を支給してもらいたいということになるわけですよね。  先ほど私が詳しく答弁を求めた中には、例えば私も驚くんですけれども、1回の通信輸送費に100万円がかかるんですよね。もう一回やれば200万かかるんですよ。二度手間になるわけですね。そういうことがございますよ。  それから、やはりクーポン券にするためには全国的には967億円もかかると、何のためにこれはやるんだということになると、そういう角度から言えばですね。ですから、そういうことをいろいろ考えてみた場合に……。それから、あと、笠間の市長は、職員の立場から考えれば3回目のワクチン接種がある、それから確定申告も……。 193 ◯議長(菱沼和幸君) 小松議員に申し上げます。  一般質問の域に入っていますので。 194 ◯12番(小松豊正君) そういうことで、なるわけですよね。  ですから、私は議案第117号については出し直すべきだと。そして、また議会としても、そういう全体の空気を考えて、議会全体の決議でもって議案117号を出し直してくださいということをやっぱりやるべきではないかと。  私は、日本共産党はそういうことで、やっぱり10万円を分割せずに年内に払うべきではないかということで、主張したいと思います。  これは、今日は議会、議案質疑であって、そして明日はこの関係委員会があって、よくよく審議して、市民の期待に応えないようなやり方ではものすごく批判を受けると、禍根を残すということで、まだまだ今の時間ではやり直す時間がありますので、そのことをはっきりと私はここで申し上げて、議員皆さんのご理解、それから、執行部の皆さんのご理解をお願いするものです。答弁はどうでしょうか、市長。 195 ◯議長(菱沼和幸君) 市長・谷島君。                  〔市長・谷島洋司君登壇〕 196 ◯市長(谷島洋司君) お答えいたします。子育て世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、中学生以下の子どもと高校生の兄弟に対して国から年内に児童手当の仕組みを利用し、プッシュ型による支給に取り組むよう通知がありました。  県内他市におきましても、年内支給をするため予算措置を進めている状況であることの説明を受け、当市においても年内速やかに支給できる体制とするため、今定例会で議決をいただくということで事務手続を進めました。  この事務手続が年内支給に間に合いませんと、逆にこのコロナの中で子育てに苦労する市民の皆さんに不便を来してしまう、そういうことから今回の補正予算を計上させていただいた次第でございます。  2回目の給付につきましては、現在、国で審議中のため、まだ明確に分からない状況でございますが、いずれにしましても、迅速に支給をしてまいりたいという考えでございます。 197 ◯議長(菱沼和幸君) 12番・小松豊正君。                 〔12番・小松豊正君登壇〕 198 ◯12番(小松豊正君) そういう議論中であったんですけれども、昨日の代表質問に対する首相答弁、官房長官の談話、明確ですよ、これは。そのようにやっぱりぴしっと判断して、そして機敏にやっぱりその状況に応じて対策、施策を取ってもらわないと、どんどんこれがほかでも進みますよ、こういう10万円一括支給をね。  どうなるんですか、石岡市は。非常に市民からはいろいろご意見が出るのは必至ですよ。だから、私は、この場においてこういうことを申し上げているわけでございますので、執行部におかれましてもよく検討していただいて、そして、この議会中にやるか、やらなければやはり……。 199 ◯議長(菱沼和幸君) 小松議員に申し上げます。 200 ◯12番(小松豊正君) やらなければ、再度、臨時議会ということもやれるわけですから、そういう点で市民の期待に応える、また、総合的にやっぱり無駄のない、そういう効果的な支給が市民にできるように、私はぜひお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上で、議案質疑は終わります。 201 ◯議長(菱沼和幸君) 以上で、通告による質疑は終了いたしましたので、これをもって各議案に対する質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第105号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第7号)ないし議案第117号・令和3年度石岡市一般会計補正予算(第8号)の計13件については、議案付託表に示すとおり、それぞれの所管の各常任委員会へ付託いたしたいと思います。  なお、議案を付託されました各常任委員会は、会期予定表に示す日時に会議を開かれ、12月16日の本会議に審査の結果を文書により報告されるよう求めます。             ──────────────────────  日程第2 休会の件 202 ◯議長(菱沼和幸君) 次に、日程第2、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。明12月10日から12月15日までの6日間は、委員会審査及び議事整理のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。                 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 203 ◯議長(菱沼和幸君) ご異議なしと認め、さよう決しました。  以上で本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、12月16日定刻午前10時から会議を開きます。  お疲れさまでした。                   午後 0時09分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...